皆さん、こんにちは!北海道の玄関口として、また異国情緒あふれる街並みで知られる函館に、皆さんをちょっぴりディープな旅へとお連れします。今回は、地元の人ですら「へぇ、そんなところあったんだ!」と驚くような、とっておきの隠れた名所を巡る旅へご案内しましょう。初めて函館を訪れる方にも、リピーターの方にも、きっと新しい発見があるはずです。(画像は、https://hakodate-kankou.com/access-mthakodate/ より引用)
Hello everyone! We are taking you on a little trip into the depths of Hakodate, the gateway to Hokkaido and a city known for its exotic atmosphere. This time, we will take you on a journey into Hakodate, a city known as the gateway to Hokkaido and also known for its exotic atmosphere. Even locals will be surprised to learn about the hidden gems of Hakodate. Whether you are visiting Hakodate for the first time or a repeat visitor, you are sure to discover something new.
函館ってどんなところ? ~歴史と文化が織りなす港町~
函館は、日本で最初に開港した港の一つであり、古くから海外との交流が盛んだった国際都市です。そのため、街のあちこちに異国情緒が色濃く残っています。明治時代に建てられた西洋風の建築物や、教会、そして幕末の歴史を物語る史跡など、歩いているだけでタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。
まずはこれ!定番だけど外せない「函館山」と「元町」
いきなり「隠れた名所」と言いつつも、やはり函館の魅力を語る上で外せないのが「函館山」からの夜景と、その麓に広がる「元町」エリアです。
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函館山: 言わずと知れた日本三大夜景の一つ。ロープウェイで山頂へ登れば、宝石を散りばめたような美しい夜景が眼下に広がります。昼間の景色も素晴らしく、晴れた日には津軽海峡や遠く下北半島まで見渡せます。
- 行き方: 函館駅から市電「函館どっく前」行きに乗車し、「十字街」電停で下車。徒歩約10分でロープウェイ乗り場へ。
 - 費用: ロープウェイ往復運賃 大人1,500円程度。
 
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元町: 洋風建築が立ち並ぶ、函館らしい景観が楽しめるエリア。異国情緒あふれる坂道や、歴史ある教会巡りは欠かせません。
- おすすめ:
- カトリック元町教会: 青い屋根が印象的な美しい教会。
 - ハリストス正教会: 白亜の美しい聖堂。
 - 旧函館区公会堂: 壮麗な木造建築。
 - 八幡坂: まっすぐに延びる坂道からの眺めは、映画のロケ地にもなりました。
 
 - 行き方: 「十字街」電停から徒歩。
 
 - おすすめ:
 
さあ、ここからが「隠れた名所」への招待状!
定番スポットを堪能したら、いよいよ地元の人もあまり知らないような、ちょっぴりマニアックな函館の魅力を探求しましょう!
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旧ロシア領事館跡(立待岬周辺): 立待岬の断崖絶壁に立つと、かつてここにロシア領事館があったことを想像させます。周辺には、ロシア人墓地や、開港当時の面影を残す石畳などが残っており、静かながらも歴史の重みを感じさせる場所です。特に、冬の日本海に沈む夕日は格別です。
- 行き方: 市電「末広町」電停から徒歩約20分。または、観光遊覧バスを利用。
 - 時期: 年中楽しめるが、特に冬の夕暮れ時がおすすめ。
 - 注意点: 海沿いのため、冬場は風が強いので防寒対策をしっかりと。
 
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釜谷地区の史跡群: 函館空港の近くにひっそりと佇む釜谷地区には、箱館奉行所跡や、蝦夷地開拓の歴史を物語る石碑などが点在しています。ここは、新選組の副長・土方歳三も訪れたと言われる場所。整備された観光地ではありませんが、函館の開拓の歴史に触れたい方にはおすすめです。
- 行き方: 函館駅からバスで「釜谷」方面へ。バス停から徒歩。
 - 注意点: 公共交通機関の本数が少ないため、事前に時刻表を確認するか、タクシーの利用も検討。
 
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函館市電「湯の川」電停周辺のレトロな商店街: 湯の川温泉街にほど近い、市電の終点「湯の川」電停周辺には、昔ながらの商店が軒を連ねています。地元の人々が日常的に利用する、素朴で温かい雰囲気が漂っています。昔ながらの駄菓子屋さんや、地元で評判のパン屋さんなど、掘り出し物が見つかるかもしれません。
- 行き方: 市電「湯の川」電停下車すぐ。
 - 楽しみ方: ぶらぶら歩きながら、お店の人との会話を楽しむのがおすすめ。
 
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函館市中央図書館: 一見、普通の図書館に見えますが、ここは明治時代に建てられた美しい洋館(旧北海道庁函館支庁庁舎)を利用しています。図書館としての機能はもちろん、建物自体が美術品。静かで落ち着いた雰囲気の中で、歴史を感じながら読書を楽しむことができます。
- 行き方: 市電「五稜郭公園前」電停から徒歩約15分。
 - 費用: 入館無料。
 
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旧安田銀行函館支店(現・緑の島周辺の歴史的建造物): 緑の島へ向かう途中、海沿いにひっそりと残るのが、旧安田銀行函館支店などの歴史的建造物群です。現在はあまり活用されていませんが、かつて港町として栄えた函館の面影を色濃く残しています。特に、夕暮れ時に訪れると、ノスタルジックな雰囲気が際立ちます。
- 行き方: 市電「末広町」電停から徒歩約15分。
 - 注意点: 周辺はあまり整備されていないため、歩きやすい靴で。
 
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大野平野の風車群: 函館市内から少し足を延ばして、北斗市大野平野へ。広大な農地の中に、無数の風車が並ぶ光景は圧巻です。特に夕暮れ時は、風車と夕日が織りなす幻想的な風景を楽しめます。ドライブやサイクリングにぴったりの場所です。
- 行き方: 函館駅からJRで新函館北斗駅へ。そこからレンタサイクルやタクシーで。車でのアクセスが便利。
 - 時期: 四季折々で異なる景色を楽しめます。
 - 費用: レンタサイクル代など。
 
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函館八幡宮の隠れた境内: 八幡坂の途中にある函館八幡宮。本殿だけでなく、境内奥には、静かな庭園や、歴史を感じさせる末社などが点在しています。都会の喧騒を忘れさせてくれる、隠れたパワースポットです。
- 行き方: 市電「十字街」電停から徒歩約10分。
 - 楽しみ方: 本殿参拝後、境内をゆっくり散策するのがおすすめ。
 
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白金展望台: 函館山とはまた違った角度から、函館港や市街地を眺めることができる展望台です。地元の人でもあまり知られていない穴場。特に、夜景は函館山とは異なる趣があり、静かに街を眺めたい時におすすめです。
- 行き方: 市電「谷地頭」電停から徒歩約15分。
 - 注意点: 夜間は街灯が少ないので、懐中電灯があると安心。
 
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戸井漁港周辺の海産物: 函館市内から車で約1時間。マグロ漁で有名な戸井漁港周辺には、新鮮な海産物を味わえるお店が点在しています。特に、マグロ丼や海鮮定食は絶品。地元の人しか知らないような、隠れた名店に出会えるかもしれません。
- 行き方: 函館駅からバスで「戸井」方面へ。
 - 楽しみ方: 漁港ならではの新鮮な魚介類を堪能。
 
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函館郊外の温泉地(湯の川温泉以外): 湯の川温泉が有名ですが、函館市内や近郊には、地元の人に愛される静かな温泉地も点在しています。日帰り温泉施設で、ゆっくりと旅の疲れを癒すのもおすすめです。例えば、湯の川温泉よりも静かな「熱帯魚センター」の近くにある温泉施設なども穴場です。
- 行き方: 施設によりますので、事前に確認が必要です。
 - 費用: 日帰り入浴料 500円~1,000円程度。
 
 
函館旅行で役立つ情報
食べ物
函館といえば、やはり新鮮な海産物!
- 海鮮丼・寿司: 新鮮なイカ、ウニ、カニ、マグロなどを堪能できます。朝市はもちろん、回転寿司店でも質の高いネタが楽しめます。
 - ラッキーピエロ: 函館市民のソウルフード。ご当地バーガーは一度は食べるべき!
 - シスコライス: 函館発祥の、ライスの上に鶏肉のソテーと玉ねぎを炒めたものが乗ったB級グルメ。
 - パティスリー: 元町周辺には、おしゃれな洋菓子店も多く、散策の休憩におすすめ。
 
服装
函館は、四季を通じて訪れることができますが、北海道らしい寒暖差があります。
- 春・秋: 薄手のコートやジャケット、長袖のシャツやセーターなど。日中は暖かくても、朝晩は冷え込むことがあります。
 - 夏: 昼間は半袖で過ごせる日もありますが、朝晩や海沿いは肌寒く感じることも。羽織るものがあると安心です。
 - 冬: 完全防寒必須!厚手のコート、マフラー、手袋、帽子、そして滑りにくいブーツは必須です。雪が降ることが多いため、防水・防滑仕様の靴が良いでしょう。
 
行き方
- 飛行機: 函館空港まで、東京(羽田)から約1時間20分、大阪(伊丹)から約1時間40分。
 - 新幹線: 東京から新函館北斗駅まで約4時間。新函館北斗駅から函館駅までは、JRで約15分。
 - フェリー: 青森から函館まで約3時間半。
 
函館市内での移動
- 市電: 函館市内の移動には、レトロな市電が便利で風情があります。1日乗車券(600円)などを利用するとお得です。
 - バス: 市電が通っていないエリアへはバスを利用します。
 - 徒歩: 元町周辺やベイエリアは、徒歩で散策するのが楽しいです。
 - タクシー: 時間がない場合や、荷物が多い場合に便利です。
 
だいたいの費用
旅のスタイルによって大きく変わりますが、一般的な目安として以下を参考にしてください。
- 交通費:
- 往復航空券(東京発):15,000円~30,000円程度(時期による)
 - 往復新幹線(東京発):25,000円~30,000円程度
 - 函館市内交通費(1日):1,000円~2,000円程度
 
 - 宿泊費:
- ビジネスホテル:7,000円~15,000円/泊
 - 温泉旅館:15,000円~30,000円/泊
 
 - 食費:
- 1日:3,000円~8,000円程度(B級グルメから高級寿司まで)
 
 - 観光施設入場料・アクティビティ:
- 函館山ロープウェイ:1,500円程度
 - その他:場所によりますが、無料の場所も多いです。
 
 
【1泊2日、2名での旅行例(中級クラス)】
- 交通費(飛行機): 20,000円 × 2人 = 40,000円
 - 宿泊費(ホテル): 10,000円 × 1泊 = 10,000円
 - 食費: 5,000円 × 2日 × 2人 = 20,000円
 - 交通費(市内): 1,500円 × 2人 = 3,000円
 - 観光費(ロープウェイなど): 1,500円 × 2人 = 3,000円
 - 合計: 約76,000円(一人あたり約38,000円)
 
※上記はあくまで目安です。旅行時期、予約時期、ホテルのランク、食事内容などで大きく変動します。
まとめ
函館は、歴史、文化、グルメ、そして美しい景色がギュッと詰まった魅力的な街です。今回ご紹介した「隠れた名所」を巡ることで、きっと函館の新たな一面を発見できるはず。ぜひ、あなただけの函館の旅を楽しんでくださいね!
それでは、また次回の旅でお会いしましょう!
  
  
  
  

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